ヴォルトヴァーム

複数の帯電虫が絡み合い、一つの個体のように振る舞う集合生物。認知能力は最小限だが、洗練された本能により領域性の殺傷力は高い。ニードリンには反応しない——回響を生む意識が欠けているか、集合の在り方が能力と相容れないのだろう。

〈サンズ・オブ・カラク〉の〈ヴォルトネスト〉終端に巣を作る。撃破すると殻から『ヴォルト・フィラメント』が落ちる——中核部品、あるいは電撃の源と思われる。その後ヌーが遺骸を検分しに現れる。

天井の藤壺から、左・中央・右の三つの穴を無作為に切り替えながら出現。一度出ては電撃パターンを放ち、また退く。全ての電撃（天井への接触も含む）は連続して2マスクの被害。 攻撃： • 電柱：アリーナ全域の縦柱を並べる（両端から中央へ／中央から外側へ／四波パターン：両端→中央→中間列）。 • 電場：小さな円形電撃を散布（上下を交互に辿るジグザグ列／対になったジグザグ／三列の積み上げ／床全面を覆い空中行動を強制）。すべて発生前に桃色の光で予告され、短時間の残留域を残す。 備考：天井の藤壺本体に触れても被害。予告光を見極め、穴の無作為切替に適応し、床全面パターンでは空中操作のテンポを整えよ。出現直後の短い隙に確実に与ダメージを重ねること。