グランド・マザー・シルク

法ルームの君主にして〈糸〉の根源。長らく眠りに縛られていたが、いま『ハウンティング』の糸を王国に張り巡らせ、目覚めへともがく。結末の分岐は彼女の行く末に拠る。

グランド・マザー・シルク

ステータス

体力
1095(6段階)
場所
揺りかご(The Cradle)
ドロップ
  • 条件に応じて分岐する結末
法ルームの君、そして糸の根源。 『ハウンティング』の心臓。長く子守歌に眠らされ、いま必死に目覚めを求める。高位の存在の糸は王国の隅々まで伸び、虫たちを絡め取り、狂気と不和へと駆り立てた。

背景

蒼白の高位存在として法ルームに現れ、〈織り〉をもってこの地を編み替えた。原初のファーリドを『ウィーバー』へと引き上げ『娘』と称したが、その実は栄光のための道具。やがてウィーバーは彼女を眠りへ追いやり、その眠りを保つために〈城塞〉を『教会であり檻でもある』装置として設計した。やがて意志は『ハウンティング』として漏れ出し、とりわけホワイトワードの糸を植えられた者を操る。彼女は純糸から二人の子を紡いだ——忠実なレースと、捨てられたファントム。幽霊染みた階層はホーネットを彼女のために捕えた。ホーネットの到来は覚醒を早めた。

ゲーム内イベント

彼女の蠢きは王国全体の崩壊を招く。〈揺りかご〉の頂でホーネットが繭に挑み、六段構成の戦いが始まる。条件次第で結末は分岐する:拘束して〈ウィーバー・クイーン〉となる道、〈ソウル・スネア〉で虚へと繋ぐ道、あるいは呪いの芽による『捩子』の道。『縛られし糸』ではレースが母の腕を断ち、ホーネットを解き放って共に虚へ落ちる。虚の中で彼女はレースと自らを繭で包み、虚の侵食に抗う——だが王国中に張られた糸は虚に染まり、第三幕の危機が燃え上がる。

行動パターンと戦術

総体力1095、六段階。待機中の体と針は接触ダメージなし。胴体への攻撃のみ有効。多くは2マスク(シルクウェブは3、スパイク召喚は1)。 第1段階(1095–1005): • ニードル連射(2×3)。水平列には必ず跳び越せる隙間。 • ニードル・ウォール(両端→内向きの掃引)。 • クロー・スワイプ(床面全域+上弧)→ ピン6本の落下。 第2段階(1005–830): • シルクウェブ:発光パターン後に爆発(3マスク。演出的当たり)。 第3段階(830–620): • ニードル・レイン追加。連射/ウェブの繰り返しあり。 第4段階(620–520): • 擬死と瓦礫の雨(太い糸が牽引)。他技と重なる場合あり。 第5段階(520–300): • スパイク・プル:棘付き足場がせり上がる(1マスク、2回攻撃で破壊)。 第6段階(300–0): • 全体が加速。新技なし。 よろめき:19ヒットで短い猶予。 助言:連射/ラインの型を覚え、ウェブは即退避。瓦礫/足場のテンポで回復と立て直し。強欲を控え、持久で制す。
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