燃える虫たちが築き崇める神像。火葬壇の中心には老いた虫の遺骸が納められ、自ら焼かれることを望んだかのような構造を持つ。
トーテムであり神。燃える虫たちが築き、崇めた。 老虫の遺骸は火葬壇の心臓に納められている。構造は、彼が自らの焼却を望んだことを示唆する。もしそうなら、私はその願いが叶うのを見届けた。